羊毛倉庫の日々

ヴォーグ学園のピノキオ作りが始まりました。

昨日からいよいよ、東京校での講座が始まりました。
17名という大人数は私も初めてですし、受講生さんも1回目から
たいへんだったのではないでしょうか?

いろいろと問題点があります。
講座自体をもっと良くしていくために、mixiでコミュを作りました。

pino.jpg


「フェルティング・ドール作るぞ!」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3738136

これは受講者さんのみが参加・閲覧可能なものとします。

クローズドにすれば、制作途中の作品写真のUPも
些細な悩みもつまづきも、書き込みしやすくなるかと思います。
まだトピックは作っていないけど、自由に立てても大丈夫よ!
(それこそ、”自分専用”トピックでもOKです。)
私も可能なかぎりコメント入れて、授業の補填をします。

mixiに参加されている方はコミュにご参加を。
承認制なので、メッセージで本名を知らせてください。
確認が取れ次第、承認します。

mixiにまだ入会されていない受講生さんは、私が招待します。
メールフォームよりお名前とメールアドレスを送ってください。

1回がたった2時間の講座です。
でも、充実した2時間にしていただきたい。
良いピノキオ人形を作っていただきたいのです。
ぜひご参加ください。
  1. 2008/10/09(木) 09:00:58|
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ゴーシュ・その3

昨日、人・形展が無事終了しました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

私自身は一山越えた人形を作ったつもりでいましたが
居並ぶ作家さんの中で比べれば、まだまだなんだなと
搬出の際にはしみじみと感じました。

実際、見る人の好みがあるのは承知の上ですが
なにしろこんなに多種多様な作家さんが揃って
一度に見られるというのは、おそらく他にはないイベントなんです。
とにかく技術と完成度が高い。
そこからくみ取った感情を分析して言葉にできなければ
なんの価値もない、と言い切ったほうがいいんじゃないかと
こと仕事面においては考えるようになりました。
昨日の私は、その点では無意味で無価値だ・・・

さて、この先の自分は、いったいどうあるべきかなと
悩みは尽きません。


話題を本来に戻して、ゴーシュの動物たちを
ご紹介します。

go_5.jpg

「猫」

ゴーシュに罵倒されっぱなしだけど、いっこうに
それを気にとめない大物です。
賢治は心底嫌いなようですが、私なら飼いたいな、こんな猫。
小さいけども、固いしっぽに錘をいれているので
しっかり立ちます。

go_3.jpg

「かっこう」

天井からぽろんと落ちてくる、という登場のしかたが
なんかトリっぽくない。
でも言っていることが非常にまともだと思います。
(ゴーシュが怒るほど図々しいとは思わないけどなー)
地味な人形ですが、本当にこんなかんじのトリです。

go_4.jpg

「狸」

この子が一番かわいい。読んでいるだけでかわいいです。
文中では、譜面と棒きれは背中にゴムで止めて背負ってきます。
でもその状態で歩いても、すぐ落ちてきそうな気がして
人形には手で持たせました。

go_2.jpg

「野ねずみ」

消しゴムぐらい小さくて”笑える”、という子ネズミ。
息子の筆箱の消しゴムを横目に作りました。
小さい物を小さく作る、という当たり前で気楽な作業。

このゴーシュセットは11月15日〜20日まで京都で
開催される「フェルトまつり2008」で展示されます。
もちろん主宰はスピンハウス・ポンタさん。

16日の夜に行われる「質問座談会」には
トップレベルのフェルト作家さんたちに混じって
なぜか私も参加させていただきます。
(ぎゃー、大丈夫か。)

もし興味のある方はご参加いただき、なんでも
おたずねください。なんでもお答えします。

  1. 2008/10/08(水) 11:34:56|
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ゴーシュ・その2

完成したゴーシュ・セット。

go_1.jpg

これは私がいつも通りに自宅で撮影したもの。
スピンハウスで撮っていただいた写真は
捉え方がずいぶん違って、新鮮でした。

背景には水車(ハマの水車をモデルにしています。)と
小屋のシルエットと、木。
水車の下には布フェルトの川。

どの動物を作るか決められず、結局全部作って並べました。

ゴーシュの近影。

go-syu_2.jpg


彼の着ているシルクのシャツが、好きです。
動物の個別写真も、また次にUPします。
  1. 2008/10/07(火) 12:07:09|
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セロ弾きのゴーシュ

遅ればせながら、9月に発行されたスピナッツ71号のお話を。
完成した冊子を送っていただいたのは先々週ぐらいでしたが
なにぶんギリギリで乗り越えてきた9月だったので
読み出したのは、やっと今日。
いやー、おもしろいです!ポンタさん。
どこがどうおもしろいか、いちいち伝えたくなっちゃいます。

そして、私の作品を載せていただいた記念すべき一冊でもあります。
たいへん綺麗な誌面を作っていただきました・・・感激。
嬉しいので、くどいほどアナウンスしちゃう。

ポンタさんとは、まず、作る人形のテーマから話し合いました。
やはり、日本の童話がよいね、と。
「賢治しかない。」とすぐにストンと結論は出るのですが
以前poppetさんと2人展をしたときも宮沢賢治でして、
あの時の苦悩&苦悶がトラウマになっていたので
最初はしりごみしていました。

「セロ弾きのゴーシュ」は少々の異国情緒をもって
書かれた作品ですが、自然と繋がりをもって芸術(感情)を
昇華させる感覚は、とても日本らしい。

話の中に出てくる音楽も、すべて譜面が実在しないらしく
既存のイメージを嫌った賢治は、音楽も「想像」を要求します。

そして私は、なにひとつ頼りにする音楽もさがさずに
草原に廃棄された木の船の写真を見ながら
ゴーシュを作り始めました。

ゴーシュは街までセロを担いで演奏に行きますが
住処は村はずれの小さな川のそば、壊れた水車小屋です。
バケツに汲み置いた水をコップにザブッと入れて、ごくごくと飲む。
昼間は家の外をブラブラして、夜にセロを弾く。
そんな所在ない生活は、まるで場違いに放置された廃船と
同じように感じられたのです。

文中のゴーシュは、すごい形相でセロを練習し
動物に尊大な態度も見せます。
でもきっとそれは、賢治自身の投影であって
他人から見れば、おそらく不器用で凡庸な男性だったでしょう。
非常に冴えない男として、ゴーシュを作りました。

長々とした文章ですいません。
次回写真をUPします。


  1. 2008/10/06(月) 18:04:03|
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指にどうぞ

グラマラス・エリアの展示用には、あと2点作りました。
”化け猫”はちょっと、という方のために用意したつもりが
いざ完成させるとやっぱり、ちょっと恐い顔かも。
でもコイツたちは私好みです。

「ゆびねこ」

yubineko_1.jpg

指人形なのです。
でも背が高め(?)だから、すこし指の上があまります。
いや、私の指が短いからかな。

yubineko_4.jpg

帯揚げが無いので、まあちょっとアレなのですが
猫なので鈴の根付けを付けておきました。
(鈴はなんと、アメリカ製。)

yubineko_2.jpg

和風、というのは「丸い」ということなんじゃないかと
思い至った今回のテーマでした。

yubineko_3.jpg


  1. 2008/10/03(金) 16:47:08|
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