『いと・ちいさやか』展 / 6

前から作ってみたかった衣服というものがあるならば
筆頭にくるのが「甲冑」です。

羊毛はとても柔らかいし、目に見えるそのフワフワと大ざっぱな繊維は
あまり繊細さが必要な金属細工物には向かないし
布を使うのにも限界があるし・・・

でも今回中村さんに織っていただいたパターンのひとつに
かわいらしく特徴の際だった表情の布があったので
挑戦してみました。

いわゆる騎士がフル装備するような甲冑ではなく
軽装歩兵とかお城の見張り番という程度の
ごく軽い装備の服装ですが、布の柔らかさも金属の冷たさも
表現できたのではないかと思います。

「兵士」
b_sord_1.jpg


このお人形だけは性別を男性と決めており、少年です。
兵士の姿をしているけれど、普通の子どもとして作りました。

足甲は前面にしかつけておらず、後ろで結んでいるように見せています。
腕も肘から先は無防備。
戦場だと後ろを取らせないほど意気込んでいる荒くれ者か
ただの無謀者かというほどの軽装。(笑)

でもこの子はどちらでもなくって、ただの子どもです。


布がもう無いから、2度と同じものは作れません。
よければ直接見てあげてくださいね。

明日から始まるふたつの展示を、どうぞよろしくお願いいたします。
  • 2007/10/19(金) 23:55
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