熱海の生活(夢学校篇)
- 2012/07/21 23:25
- Category: notebook
子どもの通う桃山小学校では、将来自分がどんな仕事をしたいかを具体的に体験するために
”夢先生”と称して、いろんな職業の名人をお招きしています。
定期的に行うそのカリキュラムとは別に、7月7日は地元の講師で4つのプログラムが用意されました。
・生け花
・イカメンチ(熱海のB級グルメ)づくり
・コテ絵(左官屋さん)
・羊毛のバッチづくり
私はもちろん、バッチづくりの先生として課題を設けます。
なにより移住して間もないのに呼んでいただいたのが、ただただ嬉しい。
小学生を相手に講座をするのが初めてだし、1時間という短時間でこなすためにも
あらゆる想定のもと、かなり準備に時間をかけました。

女の子用には、たくさんのお花モチーフ。
もちろん男の子はお母さんにプレゼントするために作ってもよし。
男の子用には、ドクロモチーフの大きめワッペン。
ユニセックス用に、海の街らしくイカリモチーフのマリンなブローチを用意。
どれでも好きなものを選んで作ってもらいました。
ニードルを扱うときの注意と、フェルトシートを何層にもして羊毛でつなぎ止めることができることを
デモンストレーションし、作業開始。

おお!なんと伊豆名物のサマーオレンジの上にドクロを作ってます。

丁寧に作る姿。
低学年はデザインに悩みながらもザックリと可愛くしあげていました。

できた!という満面の笑顔が素敵です。
作業が終わると、みんな並んで「ありがとうございました!」とご挨拶をうけました。
そしてあっというまにピシッと綺麗に片付けをしてくれます。
私はただの「おかーさん」のはずだけど、みんなが「先生、せんせい」と呼んでくれて
忙しいながらもほんとに楽しい時間でした。
合間合間に保護者のお母さんたちが、コマメにお手伝いをしてくれます。
「準備するの大変だったでしょう?言ってくれれば手伝ったのに−」と言われて、ハッとする。
そんなこと今まで、考えたこともなかった。
作家として、自営業者として、なんでもひとりでやることが当たり前だったもの。
予想以上にニードルが折れちゃったので、急遽自宅まで取りに行ってくださった功労者のお母さんもおられます。
「人数が少ないから、なんでもやれることをやっていかないと回らないのよ」と笑いながら言う、
保護者さんのその姿が眩しい。
自ら気が付いたことをどんどん実行する姿勢は、子どもも大人も同じなんだね。
最後に大量のおみやげイカメンチもいただいて、寝不足でボーッとしていたのに
帰宅後も気持ちが高ぶって眠くはなりませんでした。
『今までのどんな夢先生より、一番楽しかった!』と言いに来てくれたYちゃん。
ありがとう。
私もみんなが上手に作ってくれて、すごくすごく嬉しかったよ。
とても貴重な体験をさせてもらって、桃山小学校のみなさんに感謝いっぱいでした。
来年も呼んでもらえるかなー。
”夢先生”と称して、いろんな職業の名人をお招きしています。
定期的に行うそのカリキュラムとは別に、7月7日は地元の講師で4つのプログラムが用意されました。
・生け花
・イカメンチ(熱海のB級グルメ)づくり
・コテ絵(左官屋さん)
・羊毛のバッチづくり
私はもちろん、バッチづくりの先生として課題を設けます。
なにより移住して間もないのに呼んでいただいたのが、ただただ嬉しい。
小学生を相手に講座をするのが初めてだし、1時間という短時間でこなすためにも
あらゆる想定のもと、かなり準備に時間をかけました。

女の子用には、たくさんのお花モチーフ。
もちろん男の子はお母さんにプレゼントするために作ってもよし。
男の子用には、ドクロモチーフの大きめワッペン。
ユニセックス用に、海の街らしくイカリモチーフのマリンなブローチを用意。
どれでも好きなものを選んで作ってもらいました。
ニードルを扱うときの注意と、フェルトシートを何層にもして羊毛でつなぎ止めることができることを
デモンストレーションし、作業開始。

おお!なんと伊豆名物のサマーオレンジの上にドクロを作ってます。

丁寧に作る姿。
低学年はデザインに悩みながらもザックリと可愛くしあげていました。

できた!という満面の笑顔が素敵です。
作業が終わると、みんな並んで「ありがとうございました!」とご挨拶をうけました。
そしてあっというまにピシッと綺麗に片付けをしてくれます。
私はただの「おかーさん」のはずだけど、みんなが「先生、せんせい」と呼んでくれて
忙しいながらもほんとに楽しい時間でした。
合間合間に保護者のお母さんたちが、コマメにお手伝いをしてくれます。
「準備するの大変だったでしょう?言ってくれれば手伝ったのに−」と言われて、ハッとする。
そんなこと今まで、考えたこともなかった。
作家として、自営業者として、なんでもひとりでやることが当たり前だったもの。
予想以上にニードルが折れちゃったので、急遽自宅まで取りに行ってくださった功労者のお母さんもおられます。
「人数が少ないから、なんでもやれることをやっていかないと回らないのよ」と笑いながら言う、
保護者さんのその姿が眩しい。
自ら気が付いたことをどんどん実行する姿勢は、子どもも大人も同じなんだね。
最後に大量のおみやげイカメンチもいただいて、寝不足でボーッとしていたのに
帰宅後も気持ちが高ぶって眠くはなりませんでした。
『今までのどんな夢先生より、一番楽しかった!』と言いに来てくれたYちゃん。
ありがとう。
私もみんなが上手に作ってくれて、すごくすごく嬉しかったよ。
とても貴重な体験をさせてもらって、桃山小学校のみなさんに感謝いっぱいでした。
来年も呼んでもらえるかなー。