ゴーシュ・その3
- 2008/10/08 11:34
- Category: works
昨日、人・形展が無事終了しました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
私自身は一山越えた人形を作ったつもりでいましたが
居並ぶ作家さんの中で比べれば、まだまだなんだなと
搬出の際にはしみじみと感じました。
実際、見る人の好みがあるのは承知の上ですが
なにしろこんなに多種多様な作家さんが揃って
一度に見られるというのは、おそらく他にはないイベントなんです。
とにかく技術と完成度が高い。
そこからくみ取った感情を分析して言葉にできなければ
なんの価値もない、と言い切ったほうがいいんじゃないかと
こと仕事面においては考えるようになりました。
昨日の私は、その点では無意味で無価値だ・・・
さて、この先の自分は、いったいどうあるべきかなと
悩みは尽きません。
話題を本来に戻して、ゴーシュの動物たちを
ご紹介します。

「猫」
ゴーシュに罵倒されっぱなしだけど、いっこうに
それを気にとめない大物です。
賢治は心底嫌いなようですが、私なら飼いたいな、こんな猫。
小さいけども、固いしっぽに錘をいれているので
しっかり立ちます。

「かっこう」
天井からぽろんと落ちてくる、という登場のしかたが
なんかトリっぽくない。
でも言っていることが非常にまともだと思います。
(ゴーシュが怒るほど図々しいとは思わないけどなー)
地味な人形ですが、本当にこんなかんじのトリです。

「狸」
この子が一番かわいい。読んでいるだけでかわいいです。
文中では、譜面と棒きれは背中にゴムで止めて背負ってきます。
でもその状態で歩いても、すぐ落ちてきそうな気がして
人形には手で持たせました。

「野ねずみ」
消しゴムぐらい小さくて”笑える”、という子ネズミ。
息子の筆箱の消しゴムを横目に作りました。
小さい物を小さく作る、という当たり前で気楽な作業。
このゴーシュセットは11月15日~20日まで京都で
開催される「フェルトまつり2008」で展示されます。
もちろん主宰はスピンハウス・ポンタさん。
16日の夜に行われる「質問座談会」には
トップレベルのフェルト作家さんたちに混じって
なぜか私も参加させていただきます。
(ぎゃー、大丈夫か。)
もし興味のある方はご参加いただき、なんでも
おたずねください。なんでもお答えします。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
私自身は一山越えた人形を作ったつもりでいましたが
居並ぶ作家さんの中で比べれば、まだまだなんだなと
搬出の際にはしみじみと感じました。
実際、見る人の好みがあるのは承知の上ですが
なにしろこんなに多種多様な作家さんが揃って
一度に見られるというのは、おそらく他にはないイベントなんです。
とにかく技術と完成度が高い。
そこからくみ取った感情を分析して言葉にできなければ
なんの価値もない、と言い切ったほうがいいんじゃないかと
こと仕事面においては考えるようになりました。
昨日の私は、その点では無意味で無価値だ・・・
さて、この先の自分は、いったいどうあるべきかなと
悩みは尽きません。
話題を本来に戻して、ゴーシュの動物たちを
ご紹介します。

「猫」
ゴーシュに罵倒されっぱなしだけど、いっこうに
それを気にとめない大物です。
賢治は心底嫌いなようですが、私なら飼いたいな、こんな猫。
小さいけども、固いしっぽに錘をいれているので
しっかり立ちます。

「かっこう」
天井からぽろんと落ちてくる、という登場のしかたが
なんかトリっぽくない。
でも言っていることが非常にまともだと思います。
(ゴーシュが怒るほど図々しいとは思わないけどなー)
地味な人形ですが、本当にこんなかんじのトリです。

「狸」
この子が一番かわいい。読んでいるだけでかわいいです。
文中では、譜面と棒きれは背中にゴムで止めて背負ってきます。
でもその状態で歩いても、すぐ落ちてきそうな気がして
人形には手で持たせました。

「野ねずみ」
消しゴムぐらい小さくて”笑える”、という子ネズミ。
息子の筆箱の消しゴムを横目に作りました。
小さい物を小さく作る、という当たり前で気楽な作業。
このゴーシュセットは11月15日~20日まで京都で
開催される「フェルトまつり2008」で展示されます。
もちろん主宰はスピンハウス・ポンタさん。
16日の夜に行われる「質問座談会」には
トップレベルのフェルト作家さんたちに混じって
なぜか私も参加させていただきます。
(ぎゃー、大丈夫か。)
もし興味のある方はご参加いただき、なんでも
おたずねください。なんでもお答えします。