立つということ

最後に作った動物がフクロウならば、この子は最後に作った人のかたち。

同じ作家が作った人の形って、第三者から見るとどれも同じ顔や姿勢に見えたりしますよね。
でもやっぱり作家自身は「おお、違うな!」と思ったりするわけです。

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この子はあんまり展示中に目立つかんじがしなかったけど
顔も服も立ち姿も、非常にバランスが良い人形になったと思います。

バックスキン調の布でカバンを誂えたのも、単調な小物のわりには結構似合ってるかな。

人形はいつも、すごく慎重に服の布を選んでいるのですが
このショートパンツに使った布はダークホース的で、少年にしっくりときました。
なにか珍しい織り方をしているようですが、詳しくは知りません。
端切れで売ってあったのを買ったのですが、反売りしているところを見たことがありません。
もっと欲しいんだけどなー。


余談だけども、私の人形はいつも体が傾いています。
そうするつもりはないんだけど、おそらくわずかに左右の足の長さが違ったり
関節の曲げる角度が違ったりするせいだと思います。

何度も確認して、さあ立てよ、としたところで
この傾きがすでに出来上がっているわけですが
それをああイヤだ、と思うことは殆どありません。
人形は小さな偶然と行程が積み重なって、その姿となっているわけですね。
  • 2008/04/02(水) 06:45
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