ちょっと前のことになってしまいますが。
4月17日に大宮駅前のカフェ「あげは。」にて、手紡ぎカフェに参加してきました。
主宰は先日ちょっとご紹介したカカラウールワークス
[ LINK ]さんです。
カフェあげは。さんは、すごく店内がゆったり広々としているうえに
メニューもただの健康志向とは違って、ユニークでおいしく、とにかく多種類。
手紡ぎカフェの参加費込みで、お茶とケーキが自由に選べます。
参加者さんはみんな、すごく悩むみたいよ。(笑)
羊毛とスピンドル、それにマジャクラフトの紡ぎ車もデーンと持ち込まれて
それでも何も違和感を感じさせないのが素晴らしい空間でした。
コロンとしたフォルムの紡ぎ車がまた、かわいいんですよ。
初心者の方はスピンドルでこんこんと取り組み、手紡ぎ経験者は知識と語らいの場として
利用されているようでしたが、とにかく和やかです。

紡ぎ車が2台、というだけでもたいへんな荷物の量ですが
主催者の青島さんは、平気そうな顔で「たいへんですー」とおっしゃいます。
素材の勉強や基礎も大事だけど、もっと気軽にいろんなおもしろい糸を紡いでも
いいんじゃないか、と海外ではやっている”アートヤーン”を推奨しています。
このアートヤーンというのが、すごく素材感が強くて斬新なのですが
その詳細はこの先カカラウールワークスさんが広めてくれることでしょう。
彼女は6月からヨーロッパのウールフェスティバルなどを点々と廻って旅をします。
なんと不肖・羊毛倉庫の小さな作品集も携行していってくださいます。(嬉)
でも、その間は紡ぎカフェもお休み。
6月までにぜひHPをチェックして、紡ぐということの軽快さを体験してみてください。
難しく考えない気軽さを、カカラウールワークスさんは教えてくれますよ。

※ この羊ちゃんは、カカラウールワークスで手作りされた商品です。
大きい!のよ。
- 2008/04/29(火) 21:51:06|
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今日はね、牧場に行ってきました。
しかもね、東京なんですよ。
なんかうれしいなー。電車降りてすぐのところにあるなんてね。
磯沼ミルクファーム
[ LINK ]さんで、羊の毛刈りピクニックに参加してまいりました。
恵糸や
[ LINK ]さん主宰のこのイベント、初参加ですけど、のんびりとして居るだけで楽しい。
まずは牧場到着後、おりこうなボーダーコリーをなで回して深くご挨拶を済ませます。
”もっとなでて”と手をつついてくれるのが、しびれるほど嬉しい。

ほどなく始まった毛刈りに併せて、事細かに羊について説明していただくと
羊毛というのは”物”ではないことをあたらめて感じることができました。
人と動物の循環を感じることができるのは、やはり牧場という場所の暗がりや匂いが
そうさせるのでしょうね。
(でも、磯沼ミルクファームさんは都市型の牧場なので、臭くないのですけど)

ものすごくよく切れる、大きな大きなハサミでした。
ちょっとだけ私も刈ってみましたよ。

使用後。スッキリしてますな。
羊の背後には、牧場で作られている堆肥が積まれています。

お昼ごはんは、直径70cmぐらいの鍋で作られたパエリア。
目が飛び出そうなほど美味しい牛乳と、牛乳スープ、サラダもありました。

こういうウシちゃんたちが、百頭いるそうです。
可愛いけど、カメラを向けると逃げちゃいました。

昼食後は羊毛の販売。真っ黒なグリージーのコリデールを入手できて、めちゃくちゃ嬉しい。
そのとなりでは参加されていたカカラウールワークス
[ LINK ]さんが、
担いできた紡ぎ車で実演をしていました。
彼女のかもす雰囲気というのは、本当に軽い。それは本当に、そよ風のように軽いです。
カカラさんのワークショップのことなども、また後ほどblogに書こうと思います。

このイベントは、やはり主にスピナーと織りをする人が参加されています。
(その生活における比重はさまざまですけども。)
私はそのどちらでもないけど、初夏の雰囲気のある牧場で繰り広げられる羊のパーティは
本当に気持ちの良いものでした。
ちょっとだけ羊毛を触ったことがある、とか、興味がある、という人でも
すごく楽しいイベントだと思います。
もし興味のあるかたは、ぜひ来年ご参加ください。
未熟者の羊毛倉庫、オススメでございます。
- 2008/04/23(水) 18:31:08|
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昨日のヴォーグ学園で、初日にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
遠くから来ておられる方もおられて、仕事帰りになんとか時間を作って
こうして通ってくださるのは、ほんとうに申し訳ないないほどに、ありがたい。
宿題がんばってくださいね。
参加者もちょっと多いので、ひとまずはぶらぶらウサギをつくっていただいているのですが
ウサギちゃんが終わったあとに受講生が少なくなれば、キットではなく
個々でお好きなものを作っていただくのもよいかなー、と思います。
ヴォーグでの様子をカメラでちょこっと撮っちゃおうかなあと
カメラは持って行っていたのですけど、なんだか私も緊張しちゃってね・・・
しょうがないからこんな写真でも。

ヴォーグ学園は横浜駅西口地下街をまっすぐ進んだ奥にあります。
地下街のウィンドーショッピングを楽しみながらむかっていると・・・
なんと、古本市発見。
迷ったあげくに買うのをがまんしてしまった「ペロー童話集」が、なんだか心残りなのです。
ギュスターヴ・ドレの挿絵は19世紀のもので、今日の赤ずきん像の源です。
それがたっぶり見れちゃう!
70年代に発行された初版箱入りハードカバーが2千円って、やっぱり安い。
ペローのくどい文章も、日本語だから読めるしね。
誰か買って大切にしてあげてください・・・
※写真は赤ずきんちゃん原画展で収録されたドレの絵です。
- 2008/04/17(木) 09:23:56|
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なんでも後手後手にまわりがちな今日この頃。
それを自覚しだしたのは昨年の秋以降ですけどね。

やっと材料を揃えて、ヴォーグ学園用のキットを組みました。
こうして並べると、ものすごい数があるようですが
実際は講座の定員分だけです。
インフラが整のわない部屋でひとり、「ただ今より始めます!」なんてね。
映画「いのちの食べ方」の工場みたいにガコンガコンと無機質な作業を進めたいところですが
考えながらやっているので、1日かかっちゃったよ。
すごくシンプルにお人形を作ったつもりだったけど
素材とか道具とかを数えると18項目あって、ビックリしました。
実際にちまちまと素材を揃えるのは20種類以上あるわけです。

お申し込みいただいたみなさま、ありがとうございます。
キット組みも無事終わりました。
明後日お待ちしております。
初めてでいろいろと不測のことがあると思いますが、よろしくお願いいたします。
- 2008/04/14(月) 21:36:53|
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『天使 』

素材:羊毛・布・糸・シルク・竹ひご・丸っこい浜辺の石
今日という日の記憶のために残す
- 2008/04/13(日) 00:52:19|
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今日は入学式で、新一年生の前で子どもが歌や音楽を披露する日なので
ワイシャツやら紺のベストを着て、爪を切り、たくさんの荷物を抱えて家を出て行きました。
うまくできたのかなー。

写真は個展でいただいた差し入れのお菓子についていた、包み紙。
春らしいね。その節はごちそうさまでした。
私もまたいろいろと活動を始めなければなりません。
5〜6月にかけて参加するイベントのお知らせがあります。
◎ 『少年展 』
[ HP : LINK ] 第一回 【ノスタルジック・サーカス】
2008年5月22日(木)〜27日(火)
高円寺・ギャラリージュイエにて
たくさんの作家さんが参加して、”少年”を軸に、いろんなサーカスが表現されます。
24日に予定されているパーティでは、美青年チェロ奏者の演奏を
楽しんでいただけます。
◎ 『ドールワールドフェスティバル 2008 』
[ HP : LINK ] 6月14日(土) 11時〜17時、 15日(日) 10時〜16
浜松町・都立産業貿易会館にて
イベント当日、実にリラックスして会場に居ると思います。
同時開催のテディベアやミニチュアのショウも、すごく楽しい!
今年は個展で好評だったフクロウのような鳥類を作って
ズラーッと並べてみようかなと考えています。(少なくとも今は、ね。)
ふたつとも、また会期が近づけばあらためて詳細を告知する予定。
がんばりましょう。
- 2008/04/07(月) 20:00:00|
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もう一冊お見せしたい本、というか雑誌があります。
京都の原毛屋さん”スピンハウス・ポンタ”さんが独自で作られている「スピナッツ」。
この雑誌は取材・編集・出版・販売と全てポンタさんがやっておられますが
いつも内容が濃くて他には代えがたい読み物となっています。
広告がまた、面白いんです。
糸や布、羊毛の本物の見本がひとつ一つに貼り付けられているのなんて
最初に見たときは斬新すぎて目が点になりました。
なので、閉じていてもぶわっとした感触の雑誌だし、場合によっては
羊の脂がにじんでいたり、フリースがペロペロとはみだしていたりします。

いつも未来のことを見据えた視点から羊毛を語っているこの雑誌ですが
原毛屋さんが捉えた羊毛の世界的な展望が、こことのころお先真っ暗なかんじなのが寂しい。
が、しかし、ポンタさんの前進はとまらず。
5月におそらく出るはずの次号からは、大幅にリニューアルして
新たな出帆の時を迎えているようです。

これは今年の1月に出された本。
土谷輝美さんというニードルフェルティングで自立人形を作られる方の作業工程が
キレイにまとめられて掲載されています。
なかなかこういうのは見られないものですし、紙数はすくなくても
わかりやすいのが良いかな、と思います。
(羊毛倉庫の人形とはまた作り方が違います。)
しかしまた・・・
スピナッツを読んでいて、いつも切なくなるのは私だけでしょうか?
人と交わってお互いを助けて暮らしを紡いでいく、ということを主眼に置かれたこの誌面。
登場する人々の信じる今と未来は、なんだか私には眩しすぎます。
羊毛に関わりたい人はぜひとも、必読です。
- 2008/04/06(日) 22:42:22|
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人形を好きでも好きじゃなくても、その名前を知らない人はいないと思う。
四谷シモン。
人形ってなんだろう、私の作っているのは人形なんだろうか、と
悩んであちこちをウロウロしていた時期があったのですが、
初めてシモンさんの作った人形を見たとき、その物体から止めどなくわき出てくるような
清涼さに、ものすごく救われた思いがしました。
人形であるから、とかどういう人形だから、というのではないんだなというのが
肌から伝わったというか。
答えは一つではないし、見つかるわけもなかったのです。
その人形を見るだけで充分だったので、シモンさんとすごく近い距離に居たとしても
話しかけたりするなんてことはまったく考えられず・・・
なんか同じ東京の空の下で空気吸ってるというだけでいいや、なんて考えてました。
でもね、最近出た雑誌
プリンツ21 2008年夏号 [LINK:aomazon]
の
特集を読んじゃったら、もう!!
私が生まれる前にすでに多くの人をとりこにして
生き方をみせることで生きてきた方なんだなー。本物のアーティスト。
おかしすぎて、すごすぎて、納得いきすぎて。
丁寧でおもしろい切り口の記事で、とても読み応えがあります。
人形の写真とその解説も保存版ですが、語録まであってそれがマニア心に火をつけます。
人形を作る人はぜひ精錬な世界を見るために、ご一読を。

- 2008/04/05(土) 22:00:00|
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手芸店で茶色と黄色の毛糸を探していたのだけど、ついつい
「あ、この紫すごくいい」と目が別の方向へ泳いでしまいます。
布も「このリトアニアリネンのパープルなら使えたかも・・・」とか、考えちゃう。
終わっちゃったのにね。
そろそろ別の色に執着しないといけません。
手触りとか、質感とか、もっともっと直感的に素材を捉えていきたい。
今日で個展の作品紹介も終わりです。
すごく地味でした、コレ。
クワガタよりもある意味ひっかかりどころが無かったかもしれません。

このドングリ1個作るのに、妙に時間がかかってしまいました。
置物として作ったけれども、なんとなくダランとしてたほうがいいと思って
壁掛けとしました。
手元に残った今、ブローチにでも変えようかなと思います。
たぶん、暑い夏が来て終わるころに、ジャケットやカットソーの胸元に付けてますよ。
ところで・・・
今回の個展は、特別なものだったように感じます。
なぜなんだろう。
展示というものに慣れてきた反面、いつまでたってもよくわからない「生きること」というのが
日常にはついてまわるじゃありませんか。
展示が非日常だとすれば、今回の個展は、そのどちらも同時に存在したのではないかと思います。
カメラ片手に居座ったり、店のまわりをチョロチョロしたり
古い時間の中にとどまったり。
作ることだけでなく、心の中の移動に時間をかけることができたのかもしれません。
そしてやはり、記帳していただいた方々の言葉を
胸を熱くして読んでいたりします。
実は次の個展のアイデアも早々と浮かんでしましました。
でもおそらくは来年ですね。
お人形の紹介はひとまず落ち着きましたが、おもしろい本とか
今後の羊毛倉庫・活動予定について明日からまた更新します。
どうぞよろしく。
- 2008/04/04(金) 22:00:00|
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太鼓を、立って叩く男の子と・座って叩く男の子を作りたくて
立っている子を作った後にすぐ、太鼓を2台作りました。
これが結構難関でした。
買ってきた素材が合わなかったりして、ちょっとガッカリしたり
太鼓の皮の部分がうまく接合できなかったり。
ちょっとクシャとなっているところもあったりします。
でも自慢の特殊な工具や道具たちも、出番が来て嬉しそうでした。
もっとうまく小道具作られるようになりたいなー。
バチは竹串を削ったという、まあごく普通のしろものです。

ふいにこちらを見上げた時に目があう、子どもの瞳が好き。
きちんとこちらを見るという、混じりけのない気持ちが可愛い。
大きくならないで欲しいなあ。
毎日そう言っちゃうけど、大きくなっちゃうんだよね。
- 2008/04/03(木) 17:27:17|
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最後に作った動物がフクロウならば、この子は最後に作った人のかたち。
同じ作家が作った人の形って、第三者から見るとどれも同じ顔や姿勢に見えたりしますよね。
でもやっぱり作家自身は「おお、違うな!」と思ったりするわけです。

この子はあんまり展示中に目立つかんじがしなかったけど
顔も服も立ち姿も、非常にバランスが良い人形になったと思います。
バックスキン調の布でカバンを誂えたのも、単調な小物のわりには結構似合ってるかな。
人形はいつも、すごく慎重に服の布を選んでいるのですが
このショートパンツに使った布はダークホース的で、少年にしっくりときました。
なにか珍しい織り方をしているようですが、詳しくは知りません。
端切れで売ってあったのを買ったのですが、反売りしているところを見たことがありません。
もっと欲しいんだけどなー。
余談だけども、私の人形はいつも体が傾いています。
そうするつもりはないんだけど、おそらくわずかに左右の足の長さが違ったり
関節の曲げる角度が違ったりするせいだと思います。
何度も確認して、さあ立てよ、としたところで
この傾きがすでに出来上がっているわけですが
それをああイヤだ、と思うことは殆どありません。
人形は小さな偶然と行程が積み重なって、その姿となっているわけですね。
- 2008/04/02(水) 06:45:05|
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この子だけ、ちょっと他の人形たちと雰囲気が違うかもしれない。
空気感が残っている造作だと思います。

輪っかを回す子どもの姿は、この先もきっと作り続けます。
こんなにノスタルジックで切ない場面は、他には代えがたいのです。
その輪の陽にあたってきらめくところや、回し続けなければ倒れてしまう
生命の比喩的ビジュアルや、息を切らせて夢中で回し続ける子どもの力なんかが
押し寄せてくるような夢想として残ります。
もっともっと、ギリギリまで切迫した気持ちで作ってみたい。
止まることを考えないように、自分の後ろも前も必要以上に心配しないように。
昨日お人形の発送をすべて済ませました。
展示に使った布を再度人形と合わせてみて
それぞれに似合う布切れを同梱しています。
思い出の断片として、少しですが気持ちのおすそわけとさせてください。
植物染めの布は、漂白剤入りの洗剤では色が落ちてしまいます。
気になる場合は、少量の石けんと手洗いでどうぞ。
- 2008/04/01(火) 06:00:00|
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