個展の準備もなんとか終わりに近づきつつあります。
もう夕方か。今日も晩ご飯を、作らなくてはのう・・・ヤダヤダ。
今回の個展には紫をテーマとしたものの、人形そのものに紫を入れないのが基本でした。
じゃあ、何で紫をいれるのか?
無理矢理何か入れなければならないという、このわけのわからなさ。
そこで。
もう少し見た人の目に紫が入るように、布を用意することにしました。
既成の色はまったく問題外なので、グツグツとキッチンで魔女のように何時間も煮る
草木にて染色。
5年ほど前に紫を染めるために買っておいた染材を、ダンボール箱から掘り出したのは良いけど
「紫根」だとばかり記憶していたのに、出てきたのは「ログウッド」。
どちらにしろ本で確認した色は、ちょっと青みの強い紫。
都合5回ほど4時間ぐらいかけて染液を作ります。
私はなんちゃって染色だから、鍋につきっきりではりついたりしません。
それでもこのログウッドは驚くほどよく染まる染液になりました。
ログウッドは軽く染めると紫ですが、染め重ねると黒になります。
この黒の上品さを自分で染めてみて初めて理解できました。
深みのある黒は、まさに袈裟の色です。
なるほど、昔から黒の染料として重宝されてきたわけですなー。
黒を生むための紫はやはり、青みというかグレーの気配が強いです。
もう少しバリエーションが欲しいのでラックダイで重ね染めしました。
ラックダイは「虫」なんですが、これもまた赤っぽい紫を出すことができます。

こんな感じに染まりました。
私にとって草木染めは、自分のためだけのひそかな贅沢です。
その質は問いません。
展示用に染めたものだけど、使わないかもしれないね。
明日人形をお店に置いてみてから考えようっと。
- 2008/03/24(月) 17:55:40|
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