『いと・ちいさやか』展 / 6

前から作ってみたかった衣服というものがあるならば
筆頭にくるのが「甲冑」です。

羊毛はとても柔らかいし、目に見えるそのフワフワと大ざっぱな繊維は
あまり繊細さが必要な金属細工物には向かないし
布を使うのにも限界があるし・・・

でも今回中村さんに織っていただいたパターンのひとつに
かわいらしく特徴の際だった表情の布があったので
挑戦してみました。

いわゆる騎士がフル装備するような甲冑ではなく
軽装歩兵とかお城の見張り番という程度の
ごく軽い装備の服装ですが、布の柔らかさも金属の冷たさも
表現できたのではないかと思います。

「兵士」
b_sord_1.jpg


このお人形だけは性別を男性と決めており、少年です。
兵士の姿をしているけれど、普通の子どもとして作りました。

足甲は前面にしかつけておらず、後ろで結んでいるように見せています。
腕も肘から先は無防備。
戦場だと後ろを取らせないほど意気込んでいる荒くれ者か
ただの無謀者かというほどの軽装。(笑)

でもこの子はどちらでもなくって、ただの子どもです。


布がもう無いから、2度と同じものは作れません。
よければ直接見てあげてくださいね。

明日から始まるふたつの展示を、どうぞよろしくお願いいたします。
  • 2007/10/19(金) 23:55
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『いと・ちいさやか』展 / 5

こんにちは。東京は天気が崩れてきました。
今日は無事搬入を済ませてきました。
会場はかわいいものが、いっぱいだよー。


以前blogでご紹介したイタリア組織織りの先生・中村さん(LINK:STUDIO TESSILE)が
この展示会にて再度登場です。
中村さんも「私だって青が一番好きだよ!」という言葉を
私の目を見ながら言うぐらいですから、これはもうお願いしないでどうしましょう。

こんな布だとニードルが通りやすい、とか
こんな色と合わせたい、とか
こんな織りが欲しい、とか

私があれこれと好きなこと並べ立てるのを中村さんは”ふんふん”とうなずきながら聞き
ザザッと色んな織りの入った軽くて柔らかな1枚のストールを
織り上げてくれました。(しかもカシミアです。)

”こんないいのどこにも売ってないよな・・・”と思うと、もう
ハサミ入れるより首にクルッと巻いちゃうほうがよほどいいんだけど
見ればみるほど人形に使えるわけでもありますので
慎重に慎重に選んで使ったのが、残りの2体なのです。

まずはこちら。

「羊飼い」
b_sheep_1.jpg


やんちゃそうに、楽しげに山を登っていきそうなこの子に
カシミヤの柔らかくて軽い服は地味ながらも似合っているかな、と思います。

最後のお人形は、今夜にでも。
  • 2007/10/19(金) 17:07
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