羊毛倉庫の日々

『いと・ちいさやか』展 / 2

青い馬がたった一人では寂しいので、他にも行儀の良い青い動物を作りました。

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「羊」

青い羊というと、映画「ウンタマギルー」を思い出します。
静かに狂った世界。

青は冷たくて精神的不安を呼ぶというけれど、日本は江戸時代において青の国でした。
いや、正確には「藍」色の国。

雑草である藍と繊維の麻の相性はよく、色素は虫除けの役目も果たしたので
普段の着物はみな真っ青だったとか。
渡来した異国人たちは、青い日本の人々に驚いたそうです。
染め処はどんな色にも染めるのに、すべて「藍屋」と呼ばれておりました。

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服は黒ではなく、濃紺です。

残りの4体は、人間のかたちをしております。
また、あした。
  1. 2007/10/16(火) 20:21:58|
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『いと・ちいさやか』展 / 1

ドルスバラードでの企画展は「お人形にまつわる小さな可愛いもの」というのがテーマです。
普段はビスクや球体関節などの、大きなお人形を扱っておられる所なので
これはお店としても新しい小さな種まきなのかもしれません。

とはいっても、私はいつものように自分の作る小さな羊毛のお人形を作るだから
自分でも一つテーマというか、括りを決めました。

それは、「青」。
私の中で青は色の王様です。
物心ついたときからずっと、青が一番好きな色でした。
毎年ベランダで藍をついつい育ててしまうのも
青い色素が嬉しいからかもしれません。

でも身の回りに青が多いかというと、そうでもなくって
大好きな色だからこそ、慎重に自分に合うものだけを選んでいるので
ほとんど無いかも。

今回は青い世界に住む、青い住人たちを全部で6体作りましたので
まずは1体目を。

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「馬」

青いねぇ。
嬉しい。
  1. 2007/10/16(火) 10:18:51|
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ひとあし先に

好きな作家さんやアーティストの展示会があっても
やはり毎回毎回足を運ぶのって難しいですよねー。

何点ぐらい出すんだろう?とか
どんな雰囲気の作品なんだろう?とか
事前に知ることができれば、とってもベンリ。
やっぱり好みがあるもの。

今月ある二つの展示は、個展ではありません。
他の作家さんを見る楽しみはもちろん、大いにあります。
でも私のを見にわざわざ寄っていただいたのに
好きなタイプじゃなくってがっかり・・・というのは申し訳ないし
逆にまた、このお人形だけは自分の目で確かめたかった!と
思っていただければ、素晴らしい。

事前にこちらで紹介させていただこうかと思っています。
(というよりも、直前かしらね)

グラマラス・エリアさんのDMを手にした方は
すでに今回のお人形をご覧になっていると思います。
あらためて、別の写真でもどうぞ。

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私にしてはちょっと等身が大きいお人形ふたり。

アリスという少女の存在は、特別です。
それは彼女が飛び抜けて美しいとか賢いとかいう基準ではなくって
その存在が”ユニーク”だという意味で。

彼女は、彼女1人しかいない。
あなたが、あなた1人しかいないのと同じで。

彼女は白いウサギを追いかけているけど、それって本当の正体は
とても気になる男の子であるだけかもしれないし
女の子というのは周知のとおり、それほど”うぶ”なものであるはずもない。

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「アリス」

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「白ウサギ」

この二人を完成させて、いつものようにセッティングして
写真を撮り、Macで画像を確認していると、妙な既視感に襲わました。
なんだろう。

そうか、あれだ。
梅図かずおの”わたしは真吾”。
梅図さんは普通に喋ってるだけのシーンでもすごく恐い画を描くけど
名作”わたしは真吾”の各話表紙の画って、すごくしんと美しい世界でした。
きまじめな顔の少年と少女が、不思議な世界で遊んでいる画。
あの不自然な雰囲気が、ちょっと似てるかもしれない。

私の国って、どこだろう?

myalice_1.jpg

  1. 2007/10/16(火) 00:13:21|
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