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こども・10

すごくすごく懐かしい、その遊び姿。

輪廻しの遊びを実際にしたことはなく、しているのを見たのも外国の映画の中だけでした。
だけど懐かしく切ない気持ちになります。

中学生のときに大好きになったキリコの絵は、10代の私でも心震えるような郷愁がありました。

ゴムタイヤやスポークの無い車輪のフレームだけを
棒でひたすら押して走るバランスとスピードの遊び。
それだけのものがどうして、こうも感傷を呼ぶのでしょう。

小川未明の童話のなかに「金の輪」というお話があります。
金色に輝く輪を転がして遊ぶ不思議な少年を見た子どもは不幸にも短い生涯を
閉じてしまいます。
輪のなかに命が絡め取られてしまうのでしょうか。
ちょっと恐いお話ですが、この遊びのビジュアルが説得力をもつストーリーだと思います。

kinnnowa.jpg

「金の輪」

私の作ったお人形は、恐くないですよ。

  • 2007/03/02(金) 12:41
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