6月の女の子
- 2006/10/31 15:41
- Category: works
昔、中原淳一という女性に基づく仕事をたくさんした方がいました。
夢のようにきらびやかな女の子を描き、それをそのまま立体にしたような
人形を作りました。(「フランス人形」という言葉は彼が自分の人形に
あてはめた造語です。)
たくさんの雑誌にたずさわり、服も作り、女の子をときめかせて導きました。
彼の本は今でも増刷され、手にとる方も多いことだと思います。
彼以上に彼の人形を作ることなんか、誰もできない。
それはよくわかっていることですが
ある一枚の絵を前にして、どうしても作ってみたいと思ったのです。
それは黒い傘をさす赤い服の女の子であり、作ったのは今年の梅雨時期でした。
そしてその女の子を入れるための箱を、製本教室へ行って作りました。
製本用の布で埋め尽くされた贅沢な箱は、とても時間のかかる構造で
仕上がったのは10月になってから。
こうして今やっとお見せすることができるに至りましたとさ。


傘用の丸い箱は、半日でできました。
通したリボンがカギと持ち手を兼ねています。

ちょっと長い今年の気まぐれ、という印象を自覚中。
夢のようにきらびやかな女の子を描き、それをそのまま立体にしたような
人形を作りました。(「フランス人形」という言葉は彼が自分の人形に
あてはめた造語です。)
たくさんの雑誌にたずさわり、服も作り、女の子をときめかせて導きました。
彼の本は今でも増刷され、手にとる方も多いことだと思います。
彼以上に彼の人形を作ることなんか、誰もできない。
それはよくわかっていることですが
ある一枚の絵を前にして、どうしても作ってみたいと思ったのです。
それは黒い傘をさす赤い服の女の子であり、作ったのは今年の梅雨時期でした。
そしてその女の子を入れるための箱を、製本教室へ行って作りました。
製本用の布で埋め尽くされた贅沢な箱は、とても時間のかかる構造で
仕上がったのは10月になってから。
こうして今やっとお見せすることができるに至りましたとさ。


傘用の丸い箱は、半日でできました。
通したリボンがカギと持ち手を兼ねています。

ちょっと長い今年の気まぐれ、という印象を自覚中。