羊毛倉庫の日々 20060301

羊毛倉庫の日々

ひさしぶりのお人形

先週行った東京・大丸でのパウル・クレー展で購入した本は
子ども用に作られた「はじめてであう絵画の本・クレー」という題名で
編著者であるアーネスト・ラボフさんの心のこもった解説は
私の中でもクレーへの距離感をグッと縮めてくれました。
クレーが自分に課した厳しい制作姿勢に比べると、あまりにも彼の作品は可愛い。
それを「ああ、かわいい・・・」と素直に言えるようになったのです。

年が明けてから今までずっと、仕事でいろんなものを作っていました。
ニードルを使うこともあったのですが、作るのは動物ばかりだったので
しばらくぶりのお人形作りにはリハビリが必要です。
ここはひとつクレーの描くかわいい女の子をモチーフにしてみよう、と
どうにもバチ当たりなことを考えてしまいました。

クレーの作品は8千点を超すそうで、実に多彩です。
決して抽象ではない彼の画ではありますが、忠実に作ることには意味を感じません。
かわいいと思ったから作る。私の作意にはそれ以上も以下もありません。


『緑の長靴下をはいた少女』

klee_1.jpg



『サクソニアの娘』

klee_2.jpg



いずれもニヒル牛2に、小さな小さなクレーの絵と並べて納品する予定です。

  1. 2006/03/01(水) 14:06:03|
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