これは「本」です。
- 2005/12/12 14:06
- Category: works
箱をお借りしているニヒル牛2には
今度専用の図書室ができるそうです。
誰でも読める、手にとることができる、コーヒー飲みながらもOK。
私も参加したいなあって思ってたけど、先月100円ショップで
本型の小さな木箱を見たときに「これだ!」と思ったのです。
大きさはハガキ大。
私はこれに有名な名画をはめ込もうと決心して
とりあえず4冊分買いました。
それを3種類ぐらいの顔料で着色して、表紙はこうなりました。

題名は「処女林の落日」で、素朴派という呼び名で通っている画家アンリ・ルソーの
同題の絵をもとに作っています。
ちょっとページを開けてみます。

ルソーが晩年にして、その能力を惜しみなく発揮させることができた
「熱帯」シリーズ絵画のうちの1枚です。
彼は自分の描くジャングルの気配に息がつまり、慌ててアトリエの窓を開けたそうな。
そんなにすごいものにはできないけど
羊毛倉庫のルソーはこんな感じになりました。

写真がちょい暗めでわかりにくいかなあ。
この絵もまた、私の幼い頃の記憶に焼き付いた名作です。
この場面で描かれた命のやりとりは、ひっそりと片隅に描かれていると思っていたのに
原画は夕日とともにセンターに配置されていました。
http://www.artprints-on-demand.co.uk/noframes/rousseau/virgin_forest.htm
失礼とは思いつつ、私はその構図を左右に分けてしまいました。
そしてあんまりにも箱が小さいので、羊毛はちょっとしか出番がありませんでした。
黒人は厚紙だし、彼を襲うヒョウは皮で作っているし。
あんまり触ると取れちゃうので、立体だけど見るだけの本です。
この箱は桐で出来ているので、傷がつきやすい。
でも私は表紙が傷むほど味が出て、中との対比になると思っています。
納品できたらまたHPでお知らせします。
今度専用の図書室ができるそうです。
誰でも読める、手にとることができる、コーヒー飲みながらもOK。
私も参加したいなあって思ってたけど、先月100円ショップで
本型の小さな木箱を見たときに「これだ!」と思ったのです。
大きさはハガキ大。
私はこれに有名な名画をはめ込もうと決心して
とりあえず4冊分買いました。
それを3種類ぐらいの顔料で着色して、表紙はこうなりました。

題名は「処女林の落日」で、素朴派という呼び名で通っている画家アンリ・ルソーの
同題の絵をもとに作っています。
ちょっとページを開けてみます。

ルソーが晩年にして、その能力を惜しみなく発揮させることができた
「熱帯」シリーズ絵画のうちの1枚です。
彼は自分の描くジャングルの気配に息がつまり、慌ててアトリエの窓を開けたそうな。
そんなにすごいものにはできないけど
羊毛倉庫のルソーはこんな感じになりました。

写真がちょい暗めでわかりにくいかなあ。
この絵もまた、私の幼い頃の記憶に焼き付いた名作です。
この場面で描かれた命のやりとりは、ひっそりと片隅に描かれていると思っていたのに
原画は夕日とともにセンターに配置されていました。
http://www.artprints-on-demand.co.uk/noframes/rousseau/virgin_forest.htm
失礼とは思いつつ、私はその構図を左右に分けてしまいました。
そしてあんまりにも箱が小さいので、羊毛はちょっとしか出番がありませんでした。
黒人は厚紙だし、彼を襲うヒョウは皮で作っているし。
あんまり触ると取れちゃうので、立体だけど見るだけの本です。
この箱は桐で出来ているので、傷がつきやすい。
でも私は表紙が傷むほど味が出て、中との対比になると思っています。
納品できたらまたHPでお知らせします。