グリム童話集をいろいろな版元のもので借りてみたのですが
「長靴をはいた猫」のお話が載っているものにはあまり見あたりませんでした。
単体で出版されている絵本だと、「シャルル・ペロー」という原作者名になっています。
これは別にどちらが正解である、というわけじゃなくって
ヨーロッパの民間伝承をグリム兄弟とペローどちらもが採集したということのようですが
たんたんとしたグリムよりもペローのほうが少々艶っぽいというか、理屈っぽいというか。(私はグリムのほうが好き)
このペロー作でジュリアーノ・ルネッリが描いた絵本の中の猫は
長靴というよりは”赤いブーツ”を履いた猫ちゃんで、とってもスリム。
ちょっと参考にしつつ、スタイリッシュという点を考慮して赤を基調に作りました。

ポイントは猫背。(あ、でもこの写真じゃ見えません)
2足歩行する猫の姿は、どんなイラストでも背筋がシャンとしたものが多いのですが
やっぱり丸くて慇懃なかんじをだしたいと思いました。
ホントはすごい猫背ぶりです。
ヒール高めの赤い長靴も、帽子やら袋やらをもたせても
意外とバランスを取りやすくて安定しています。
袋の中には、哀れ捕らわれて首をひねられたウサギちゃんが入っています。

独特の織り模様がある帽子は、poppetさんにいただいたウールの布で作りました。
そして袋の巾着紐はkinnoiのメグさんから。
素材は出会いだと思います。でも、こんなにすぐに使うことはあまり無いことです。
今回私は「これ以外はありえない」と思って使わせていただきました。
お二人とも、ありがとうございました!
(このお二人のHPは、羊毛倉庫HPのリンクよりご覧いただけます。)
- 2005/11/07(月) 14:52:09|
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