酒井駒子さんの絵本「ロンパーちゃんのふうせん」を初めて手にしたときから
いつか必ずこのシーンを作ろうと決めていました。
まだまだ私の中でその機が熟したという感覚は無いけれど
息子が幼さを残している間にその気持ちをプラスできることを願って
チャレンジしました。

今回新しく試してみたことはたくさんありますが
一番人形そのものにとって大きい変化は”まつげ”をつけたことでしょう。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、やはり酒井さんの画の人物に
まつげは欠かせません。ドール用のごくごく細いヘアを埋めています。
しかしずいぶんと努力はしたのですが、なかなか酒井さん独特の魅力を
そのままに引き出すというところまでには至りませんでした。

ロンパーちゃんはおもり代わりのスプーンをつけてもらった風船を擬人化して
外へ連れ出し、おままごとをして遊びます。
彼女の大事な黄色い風船は、異質な感じを出すために和紙と染めたシルクで作りました。
スプーンにはお花のごはんがのせられています。

全景。
ロンパーちゃんの座る石畳の部分もまた羊毛ですが
これには私の郷里で入手した”稲の根”を細かく刻んで入れています。
柔らかくて日向の匂いのする、珍しい素材です。
- 2005/10/26(水) 01:00:13|
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