メイキングブログとめいうっておきながら
ながらくその面倒な作業をしていませんでした。
今日は少しだけいつもと違うヒツジを作ってみたので、ご紹介しますね。
以前フェルト作家のpopetさんから「動物げきじょう・21幕」という絵本を
教えていただきました。アメリカのプロベンセン夫妻の描いた絵本で、
何一つとして非のうちどころがない素晴らしい作品です。
あまりにかわいいので、今週はずっとここに登場する動物たちを作っています。
ペンで”くるくるくる”っと描いてヒツジの毛並みを表しているのを
そのまま表現したくて、羊毛の上に毛糸をクルクルと乗せていき
フェルトシートにします。

毛糸を乗せていく作業は少したいへん。ずれると連鎖を起こすので
下の茶色い羊毛を並べたあと一度石けん水をかけて馴染ませておきます。
毛糸もジャポンと石けん水につけてから作業をすると、スムーズです。
最初はなかなか毛糸がくっつかずにずれやすいので、そーっとこするのがポイント。

できたフェルトシート。棒やまきすを使って、けっこうゴリゴリとしましたが
縮んだのは1割強といったところです。
毛糸はしっかり馴染んでいます。
あらかじめ作っておいたヒツジの体に、このシートをチクチクとニードルで刺します。
フェルトシートは柔軟だけど、立体にシートを貼り合わせていくかんじになるので
意外につきが悪いかんじになります。
土台になるヒツジの体は、固めにしっかり作っておいて
シートをニードルで刺しているうちに痩せたヒツジになってしまわないように
気をつけます。

完成。
サクッと説明しましたが、作業量としては丸1日かかります。
シートが面倒なので、初心者向きではないかな〜と思います。
- 2005/10/28(金) 15:39:57|
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酒井駒子さんの絵本「ロンパーちゃんのふうせん」を初めて手にしたときから
いつか必ずこのシーンを作ろうと決めていました。
まだまだ私の中でその機が熟したという感覚は無いけれど
息子が幼さを残している間にその気持ちをプラスできることを願って
チャレンジしました。

今回新しく試してみたことはたくさんありますが
一番人形そのものにとって大きい変化は”まつげ”をつけたことでしょう。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、やはり酒井さんの画の人物に
まつげは欠かせません。ドール用のごくごく細いヘアを埋めています。
しかしずいぶんと努力はしたのですが、なかなか酒井さん独特の魅力を
そのままに引き出すというところまでには至りませんでした。

ロンパーちゃんはおもり代わりのスプーンをつけてもらった風船を擬人化して
外へ連れ出し、おままごとをして遊びます。
彼女の大事な黄色い風船は、異質な感じを出すために和紙と染めたシルクで作りました。
スプーンにはお花のごはんがのせられています。

全景。
ロンパーちゃんの座る石畳の部分もまた羊毛ですが
これには私の郷里で入手した”稲の根”を細かく刻んで入れています。
柔らかくて日向の匂いのする、珍しい素材です。
- 2005/10/26(水) 01:00:13|
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11月にあるデザイン・フェスタvol.22に出展するので
今から急ピッチで制作する予定でが
前回はアンデルセン3部作を展示したので
今回はグリム童話をテーマにしたいと思っています。
8月の「いばら姫」にひきつづきご紹介する童話は
「こわいもの知らずの王子」です。
生まれてこの方「こわい」という感情を持ったことがない王子が
広い世界を見るために旅をします。
病気の姫君を助けるために「命の実」をとりに行くのですが
そこで番をしているライオンがお供として王子の後をついてまわり
主人の危機を何度も助けます。
ライオンの胸部分は、小さな簡易織機で織ってフェルト化した布を使い
その共布で王子の腰のベルトを作っています。
王子はその後別の姫君をも助け、その女性と結婚するのですが
はたして忠実なるライオンが新婚生活にどう関与したのかは
残念ながら書かれていませんでした。
ライオンがついてきてくれるなら、私は他になにもいらないという心境なので
ちょっとつまらない結末ですが
この二人が冒険する姿って、とてもいいなあと思いながら作りました。
マントは取り外し可で、王子の手には金色の命の実、手首には金の腕輪があります。

- 2005/10/20(木) 12:00:04|
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