羊毛倉庫の日々 works

羊毛倉庫の日々

記憶のために

『天使 』

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素材:羊毛・布・糸・シルク・竹ひご・丸っこい浜辺の石

今日という日の記憶のために残す
  1. 2008/04/13(日) 00:52:19|
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むらさき・お終い

手芸店で茶色と黄色の毛糸を探していたのだけど、ついつい
「あ、この紫すごくいい」と目が別の方向へ泳いでしまいます。
布も「このリトアニアリネンのパープルなら使えたかも・・・」とか、考えちゃう。
終わっちゃったのにね。
そろそろ別の色に執着しないといけません。
手触りとか、質感とか、もっともっと直感的に素材を捉えていきたい。



今日で個展の作品紹介も終わりです。
すごく地味でした、コレ。
クワガタよりもある意味ひっかかりどころが無かったかもしれません。

purple_14.jpg


このドングリ1個作るのに、妙に時間がかかってしまいました。
置物として作ったけれども、なんとなくダランとしてたほうがいいと思って
壁掛けとしました。
手元に残った今、ブローチにでも変えようかなと思います。
たぶん、暑い夏が来て終わるころに、ジャケットやカットソーの胸元に付けてますよ。



ところで・・・
今回の個展は、特別なものだったように感じます。
なぜなんだろう。
展示というものに慣れてきた反面、いつまでたってもよくわからない「生きること」というのが
日常にはついてまわるじゃありませんか。
展示が非日常だとすれば、今回の個展は、そのどちらも同時に存在したのではないかと思います。

カメラ片手に居座ったり、店のまわりをチョロチョロしたり
古い時間の中にとどまったり。
作ることだけでなく、心の中の移動に時間をかけることができたのかもしれません。
そしてやはり、記帳していただいた方々の言葉を
胸を熱くして読んでいたりします。

実は次の個展のアイデアも早々と浮かんでしましました。
でもおそらくは来年ですね。


お人形の紹介はひとまず落ち着きましたが、おもしろい本とか
今後の羊毛倉庫・活動予定について明日からまた更新します。
どうぞよろしく。



  1. 2008/04/04(金) 22:00:00|
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ふたつの太鼓

太鼓を、立って叩く男の子と・座って叩く男の子を作りたくて
立っている子を作った後にすぐ、太鼓を2台作りました。

これが結構難関でした。
買ってきた素材が合わなかったりして、ちょっとガッカリしたり
太鼓の皮の部分がうまく接合できなかったり。
ちょっとクシャとなっているところもあったりします。
でも自慢の特殊な工具や道具たちも、出番が来て嬉しそうでした。
もっとうまく小道具作られるようになりたいなー。

バチは竹串を削ったという、まあごく普通のしろものです。

purple_16.jpg


ふいにこちらを見上げた時に目があう、子どもの瞳が好き。
きちんとこちらを見るという、混じりけのない気持ちが可愛い。
大きくならないで欲しいなあ。
毎日そう言っちゃうけど、大きくなっちゃうんだよね。


  1. 2008/04/03(木) 17:27:17|
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立つということ

最後に作った動物がフクロウならば、この子は最後に作った人のかたち。

同じ作家が作った人の形って、第三者から見るとどれも同じ顔や姿勢に見えたりしますよね。
でもやっぱり作家自身は「おお、違うな!」と思ったりするわけです。

purple12.jpg


この子はあんまり展示中に目立つかんじがしなかったけど
顔も服も立ち姿も、非常にバランスが良い人形になったと思います。

バックスキン調の布でカバンを誂えたのも、単調な小物のわりには結構似合ってるかな。

人形はいつも、すごく慎重に服の布を選んでいるのですが
このショートパンツに使った布はダークホース的で、少年にしっくりときました。
なにか珍しい織り方をしているようですが、詳しくは知りません。
端切れで売ってあったのを買ったのですが、反売りしているところを見たことがありません。
もっと欲しいんだけどなー。


余談だけども、私の人形はいつも体が傾いています。
そうするつもりはないんだけど、おそらくわずかに左右の足の長さが違ったり
関節の曲げる角度が違ったりするせいだと思います。

何度も確認して、さあ立てよ、としたところで
この傾きがすでに出来上がっているわけですが
それをああイヤだ、と思うことは殆どありません。
人形は小さな偶然と行程が積み重なって、その姿となっているわけですね。
  1. 2008/04/02(水) 06:45:05|
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輪回し、ふたたび

この子だけ、ちょっと他の人形たちと雰囲気が違うかもしれない。
空気感が残っている造作だと思います。

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輪っかを回す子どもの姿は、この先もきっと作り続けます。
こんなにノスタルジックで切ない場面は、他には代えがたいのです。

その輪の陽にあたってきらめくところや、回し続けなければ倒れてしまう
生命の比喩的ビジュアルや、息を切らせて夢中で回し続ける子どもの力なんかが
押し寄せてくるような夢想として残ります。

もっともっと、ギリギリまで切迫した気持ちで作ってみたい。
止まることを考えないように、自分の後ろも前も必要以上に心配しないように。


昨日お人形の発送をすべて済ませました。
展示に使った布を再度人形と合わせてみて
それぞれに似合う布切れを同梱しています。
思い出の断片として、少しですが気持ちのおすそわけとさせてください。
植物染めの布は、漂白剤入りの洗剤では色が落ちてしまいます。
気になる場合は、少量の石けんと手洗いでどうぞ。


  1. 2008/04/01(火) 06:00:00|
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