羊毛倉庫の日々

9月29日(月)、東京スピニングパーティで会いましょう!

9月です。今年も東京スピニングパーティの季節がやってきました。
羊毛で手仕事をする人たちのための、年に一度のお祭りです。

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私は昨年、ヴォーグ学園の講座とワークショップで1日も参加できなかったけど
今年は朝イチでお客さんとして会場へ向かいます。

会期は28日(日)・29日(月)の二日間ですが、28日は大阪で講座があるので行けないの・・・
よって、29日(月)に”羊毛倉庫と一緒にスピパツアー”を開催します!
朝10時までに会場のヒューリック浅草橋ビル1階、コンビニそばの階段付近に集合です。
(10時になれば、会場受付へ移動します。)

すでにヴォーグ学園東京・横浜校の生徒さんに声をかけていまして、その生徒さんの一人が頭に
羊の角をつけてきてくださいますので、それが目印。

ツアーといっても、自由に離れたりくっついたりしていただいて大丈夫。気楽なものです。
なんとなく一緒にいて、素材を買ってシェアしたり、素材の使い方を一緒に考えたりつぶやいたり。
疲れたらお茶したりしましょう。

畜産技術協会のレクチャーをぜひ聞きたいなー、と個人的には思っています。

ああ、できれば!
浅草橋は問屋街なので、その気になれば1日店を廻ることもできるのです。
馬喰町まで足を伸ばせば、マニアな店舗のあるビルもあるし・・・
でもそこまで行き着くかなー。

ぜひお気軽にご参加・お声がけください。一緒に楽しみましょう。



  1. 2014/09/18(木) 17:36:14|
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展示@とおりゃんせ・その5

桐生のとおりゃんせさんでの展示、最後の人形です。
5点しか送ることはできませんでしたが、今回の人形が一番大きくてボリュームがあります。
そして、存在感も一番あるかもしれません。

もう3年以上、連載中の日本ヴォーグ社刊「毛糸だま」にて、今年の夏号で掲載された人形です。

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『あさがお』

夏も終わってからの展示初お目見えとなりますが、今回の展示にあわせて
セラミック製のお皿を台に合わせてみました。

夏の朝にふと庭の朝顔に目を落としたとき、その根本にこんな女の子が一瞬見えたような気がする。
そんな小さくてはかない一瞬を思って作った人形です。
私の秘蔵っ子とも言えるので、桐生で実際に見ていただけることはとても嬉しい。

まだこどもが小さかったころに、自分で種から育てた藍を使って染めた毛糸を
女の子の髪に使用しています。

朝顔には土染料で染められた和紙を使い、澱粉を溶いた糊で貼り合わせの作業をしました。
糊は非常に頼りない使用感でしたが、貼りあわせた後の強度がめざましくて
古来の知恵を感じずにはいられませんでした。
ごらんいただけましたら、幸いです。

スケジュールの都合で桐生には向かえないし、オーナーにはたいへん申し訳ないと思います。
でも、実物を見た方に何か残るものを伝えることができれば、私はとっても幸せです。

最終日まで、どうぞよろしくお願いいたします。
遠方からお立ち寄りの方は、営業日と営業時間のご確認をくれぐれもよろしくお願いいたします。
たいへん親切で素敵なオーナーのお店です。
アンティークのオルゴールの音色もあわせて楽しんでいただけますので
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
  1. 2014/09/15(月) 14:00:00|
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展示@とおりゃんせ・その4

薄茶けた黒い服や、雨も降らないのにさす傘。
とてもホドロフスキーっぽいアイテムで、私がこの映画の中で一番好きなスタイル。

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『さすらう人』

映画ではもっといっぱい、砂埃まみれの姿なのだけど
さすがに羊毛の人形にタルカムパウダーを振るのは気がひけたので、色の調整だけ少ししている。

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傘を縫うのは久しぶりで、夜中まで夢中で針仕事をした。
あまり綺麗に開いてはいないけど、子どもに似合う小さな傘になったと思う。

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地味だけど、私はこの子が好き。

今回出した人形は、新作がここまで。
久しぶりにいろんな色でいろんな布を染めて、それぞれの人形にふさわしいものを与えてみました。
もう少し作りたかったけど、私はまだ生きているから大丈夫。いつかまたは作れるはず。
ホドロフスキー曰く「300歳まで生きる。そのために戦うんだ!」そうです。

明日は旧作1点を紹介して、今回の展示作品の紹介は終了です。

  1. 2014/09/14(日) 14:00:00|
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展示@とおりゃんせ・その3

そもそも、なぜ「リアリティのダンス」を観たのかと言えば、その前に
「ホドロフスキーのDUNE」を鑑賞したから。
学生の頃に観た「ホーリーマウンテン」は、ジャッキーのカンフー映画しか観てなかった私には
酷く堪え、禍々しいものを覗いたようでその経験を封印した。

でも、「DUNE」ならば大丈夫。デビッド・リンチが後に監督したことを自ら恥じ、監督クレジットから
名前が消えたけど、不愉快な記憶は無い。
結果、「ホドロフスキーのDUNE」はクリエイターは必ず観るべきだと断言できる。
映画が好きかどうかは関係なく、必ず観るべきだと。

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『アレハンドロ・2』

小さなアレハンドロは金髪を脱ぐことで死人の代わりに生きることをやめることができる。
でも、父の独善は強くて、今度は死んだ犬の代わりに消防隊に入らなければならなくなる。

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ずっと欲しかった赤いブーツを手に入れたのに、あっというまにそれを同級生に施してしまう。
ほんとに要らなかったのかな?

赤い本皮を水に浸し、人形の足に添わせてゆっくりと形を整えた。
私のアレハンドロには、赤いブーツを履かせてあげたくなったから。
  1. 2014/09/13(土) 14:00:00|
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展示@とおりゃんせ・その2

映画「リアリティのダンス」は、ホドロフスキー監督が自身や家族を癒やすために作った
自伝的映画だ。ーというのがふれこみだったけど、正直、よくわからない。

ホドロフスキーには、タブーが無い。表現することにおいて禁忌という概念が最初から無い。
性も死も残酷も、あまりにも突然に、ユーモラスに目の前へ投げ出される。

正直、もし私の息子が”かーちゃんのために映画作ったよ”と言ってこんな映画だったら
座ったソファからズルズルと滑り落ちると思う。

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『サラ』

少年アレハンドロ(=ホドロフスキー)のママ。
驚くほどのバストサイズを、ガッチリとしたおしりが支えている。
(人形ではそこまではちょっとトライしきれない。)

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最初から最後まで、彼女のすべての発言はオペラで歌われる。

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映画の後半、彼女は聖母のごとく活躍するが、あまりにも魅力的すぎるので
かえって毒婦のようにも感じる。
そんなことを思いながらサラを作っていた。
  1. 2014/09/12(金) 14:22:06|
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